爪コンディショニングトレーナーという裏方の仕事とピッチャーの爪トラブルの記事を書いてくださいました

日本文理高校、甲子園出場おめでとうございます。
まだ北陸エリアに優勝旗が来ていません。ぜひ新潟に北陸初で持って帰ってきて欲しいです。

8/2付けのスポーツニッポン新潟版で裏方仕事に光を当ててくださいました。
爪が割れたらジェルなどでコーティングすれば良いと思う方がほとんど。
爪割れでネイルサロンが思い浮かぶくらい日本もネイルが一般化した証拠で、それは業界としては喜ばしいことです。

しかし、アスリートにとって固めてしまうことが良いわけではありません。悪化させるリスクにもなる事を知って頂きたいのです。

一般の方がジェルで固めて補強することはは全く問題ありません。
ジェルネイルやスカルプチュアネイル、ラップネイルを否定しているのではないのです。
私はアスリートではありませんので、自分の爪がひび割れした時はスカルプチュアをして補強します。そして亀裂部分が削れるくらい伸びたら削ってしまいます。

しかし、アスリートで指先をものすごい圧力で酷使する競技の人には危険です。
例えば、ピッチャーではボールを投げる瞬間(リリース時)は爪が波打つような動きをして衝撃を受け止めます。
爪が硬かったり、弱いとひび割れたりしますが、逆にジェルなどで固めてしまうと衝撃を逃せないので爪自体に全ての圧力がかかり自爪ごと剥がれてしまう可能性があります。ジェルの下で亀裂が大きくなることもあります。だから、ジェルネイルやスカルプチュアをガッツリと乗せて固めてしまうことがアスリートの爪にとっては怖いのです。
もちろん、瞬間接着剤なんてもってのほかです。

また、競技によってルールがあります。ルールに抵触しない方法で、長期間長持ちしていもいけないし、固めず投げられる状態を作ることが大切なのです。

指に水膨れのある状態はマメ、硬くなった状態をタコ。
普段からこれらのケアをしていても投球数が増えるにつれて試合中に潰れてしまうこともあります。しかし、ピッチャーはテーピングを巻くことはできないのです。
爪の弾力と指先の皮膚の弾力バランスもとても大切です。
昔は指先をわざと硬くしなさいと指導もありました。しかし今は力学も生理学も発達していて、それは少し違うということも多くの指導者が知る機会が増えました。

今回、記事にアスリートの爪を固めるのが危険だということを書いていくださいました。
新潟野球ドットコムの記者さん(岡田さん)には感謝申し上げます。
また、記事にすることを快く応じてくださった関係者の方々にも心から感謝申し上げます。

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爪コンディショニングトレーナーを目指したい方は、マックブランドが展開する爪教育システムを受講し、マルトメソドロジーの上級コースで爪トラブルについての施術技術を習得し、トレーナー試験を受験していただく必要がございます。
講習はマルトメソドロジーアカデミー講師やマックブランドへお問い合わせください。全国で開催可能です。(マックブランド主催の講習はマック鈴木さんのアメブロでもお知らせがあります)
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